自然に密接な生活環境で生きているある発展途上国の方のほうが免疫力が高いと思われがちですが、実は日本で患ってしまうと本国に帰った時危険な状態になることもあります。
日本ではもはや古い抗生物質であるサインバルタ・ペニシリンから始まり、何世代も先に発展しています。
新しい抗生物質が誕生してもすぐに耐性菌ができてしまっていて、感染症・病原体と抗生物質とはいたちごっこなのです。
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薬理学の講師から聞いた話ですが、アフリカで国境なき医師団として活躍している医師は日本の抗生物質を輸入する時、日本の最先端の抗生物質を求めずに古いタイプの抗生物質であるサインバルタ・ペニシリンから導入していこうと考えています。
医療・公衆衛生がまだ整っていない発展途上国では、耐性菌が生まれていないので古い抗生物質で対応可能です。
日本の最先端の抗生物質をいきなり送ってしまうと、その抗生物質の耐性菌ができた時医療・公衆衛生インフラ・購入できるだけのお金や販路が整っていないので、対処しきれないのです。
仮に日本で病原菌に感染して本国に持ち帰ってしまうと、発展途上国では耐性を持った抗生物質を用意できない、本国では入手できないといった事態がおきます。
日本なら簡単に治せる感染症も発展途上国に持ち帰ったら致命的になってしまうということが起こりかねないのです。
発展途上国も先進国と同じくサインバルタ・ペニシリン→次世代抗生物質という形で医療インフラ・公衆衛生が整うまで先延ばしした方が良いのです。
抗生物質・公衆衛生ひとつとってもその国の実情にあった判断行動が求められます。
最先端医療だけが良いというわけではないという事がわかる事例でしょう。
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